世の中には、『おてだまぬい』『おまんじゅう』『もちだるま』があります。

それが何かというと、“アニメやゲームキャラの、顔面しかない球体のぬいぐるみ”です。




◇あるよね~


自分の創作キャラ(オリキャラ)でもそういうのが欲しいと思いませんか?
実は作れます。しかもすごく少ない数から。


『Chobitグッズ屋さん』の『クッションストラップ(おもちクッションストラップ)』がそれです。

ここだと5個から単価650円で作れます。安すぎないすか?!だいじょうぶなんですかね?!

(重要な話)

ちなみに1~4個からも作れなくもないのですが、その場合は単価が1200円と割高になるのでそれならもう5個作ったほうがお値段的にはぜったい得です。

私は、少ない数だと割高になる情報(※ちゃんと表記されてます)を見落としていて、
1~9の注文が単価650円なのだと勘違いしており、
最初3個で注文した後ダメもとで6個に変更できないか連絡してご厚意で変えてもらいました……
(そもそも3種までなら合計数で計算してくれるのですごく良心的なんですけどね。神……)

お手数をかけてしまって本当に申し訳なかったので、私のような失敗をする人がこれから出ないよう戒めも込めてこの記事を書くことにしました。


個数を間違えずちゃんと入稿し入金してしばらく待つと、結論から言うとこれが出来ます。

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◇可愛い!!


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モチモチだ!!!(愛情表現です)



詳しいレビューは後程。



まずはChobitグッズ屋さんサイトのサイドメニュー欄の『テンプレート』ページからテンプレをダウンロードし、それに沿って絵を描きましょう。

『SAI用』のpsd(RGB形式)であればメディバンペイント等の無料ソフトでも展開できます。よかったですね

Photoshop用のPSDはCMYK方式です。CMYK入稿できる人はそうした方がいいでしょう

RGB入稿を推奨しているところ以外では、CMYK(印刷用カラー)に変換できる人は変換して提出した方が確実です。
RGB(デジタルデータ用カラー)のままだと、印刷物では表現できない色を使ってしまっていた場合、完成品の色合いが大きく変わる恐れがあります。


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◇平面ではなく立体になるものですので、顔のパーツは心配になるくらい中心に、
気持ち上気味に寄せたほうがいいです。
(大事なパーツは端っこに描いてはいけないので自然とそうなると思います)


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◇こういうことです。もちろん多少のずれは起こるのでこれは目安ですが

そういう感じ(テンプレをそのまんま載せるのはよくない気がしたので少しボカしました)でデータを作ります。
完成品はこんな感じです。

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◇基本ですが、入稿データは絵とテンプレート以外を結合し、こういう状態で入稿します。テンプレートを結合したまま入稿してしまうと不備扱いで再入稿が必要になって納期が延びます。


完成データにはローマ字等でわかりやすい名前を付けて一つのフォルダにまとめ、ZIP形式にまとめて(フォルダを右クリック→送る→圧縮(zip)フォルダーを選択)、注文時にデータ送信サービスのURLを添えて入稿します。


公式はギガファイル、Drop Box、Google Driveなどを挙げてますが、私はfirestorageで入稿しました。
通常、こういうサービスはURL保管期限が一週間くらいしかないのですが、firestorageは無料会員になるとデータの保存期間がほぼ無制限になるので安心です。


入稿後、入金してしばらく待つとおもちクッションが家に届きます。納期は20日程ですが、多少前後することもあるようです。



以下、比較とレビュー

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◇比較のために他社の同系統の商品と並べてみました


Chobitグッズ屋さんで作っていただいたおもちクッションは中身は合成綿?スポンジ?のような感じでひたすらマシュマロのような感触で軽く、モチモチ、フカフカしてます。
その代わり軽すぎて安定感がなくスライムタワーのように上に積むとかは難しいです。

他社のもちだるまやおまんじゅうはビーズが入ってジャリジャリした触り心地で、どっしりずっしりした重さがあります。逆に吊るすのには向いてないのですが……(笑)


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◇おまんじゅうのほうは吊るすと自重で生地が伸びている。おもちクッションは割と平気


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こうしてみるとおもちクッションは一回りくらい大きいのですが、
おもちクッションは中身がビーズではないので程度伸縮性があり、きぐるみんやねこさんのケープを着せられました。

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か、かわいい!!身体がつくと一気に売り物っぽさが増す!!


個人的に、Chobitグッズ屋さんのおもちが他のと違って一番優れてると思った部分は縫い目の差です。

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よくあるこういう球体のぬいぐるみってだいたいここに縫い目があるんです
角度によっては頬がこけてるみたいに見えちゃって、ウーンとなることがたまにありました


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Chobitグッズ屋さんのおもちクッションは、側面の目立たないところに縫い目があり、
顔の表情にかかる部分にはほぼ縫い目がこなくて本当にまんまるに見えるのが個人的に素晴らしいと思います。目一杯推します。


総評

いい点

・モチモチでフカフカ
・軽いので吊るしても伸びてたるんだりしなさそう
・顔面に縫い目が来にくいデザイン


強いて言うならよくないかもしれない点

・軽いので何個も重ねて飾るのには向かない
・他社が出している既製品よりも大きさにブレが出やすいかも

こんな感じです。

大きさのブレと言うのは、『手作業なので個体差がある』というのはちゃんと表記されていたし理解してたのですが、

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紫のこいつだけ明らかにめっちゃでかくて笑いました。でも、大きい脳内設定のキャラなので個人的に嬉しかったです。こんなことってあるんだね



(もう皆わかってると思う注意点)

このおもちクッションは絵データを入稿するだけで簡単に出来ちゃうのですが、いわゆる版権(二次創作)ジャンルで入稿し、それを頒布するのは普通に考えて避けた方がいいと思います。
公式が同じような商品を発売しようとしている、あるいはした際の競合の懸念、
そして『そもそもこれって立体物だろ?!』と怒られる恐れがあるからです。その辺りはもう自己責任ですが……槍玉に挙げられたくなければやめておいた方がいいですね(玉だけに)


ま、自分の創作キャラなら問題なしなのでバンバン作りましょ~う

(でもこれ、安すぎて大丈夫なのか心配だ……注文が殺到しても良いんだろうか……この納期、この価格でやってもらえるのは今だけかもしれませんね)

Chobitグッズ屋さんのおもちクッションでいいおもちライフを!!!